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論文

Preparation of a gamma-ray emitting plutonium isotope $$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Pu

畑 健太郎; 馬場 宏; 梅澤 弘一; 鈴木 敏夫; 野崎 正*

Int.J.Appl.Radiat.Isot., 27(12), p.713 - 715, 1976/12

 被引用回数:10

モナコ海洋研究所(IAEA)の要請に基いて、約1.5$$mu$$Ciの$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Puを調整した。$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Puの生成反応を検討した結果、$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$U($$^{3}$$He,4n)$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Pu反応を選ぶこととし、$$^{3}$$HeビームでU金属を照射した。照射した試料を溶解したのち、イオン交換法によりPuを分離精製した。得られたPu試料の一部を取って、半導体検出器による$$gamma$$(X)線および$$alpha$$線スペクトロメトリーとガスフロー・プロポーショナル・カウンターによる$$alpha$$線ならびに転換電子の測定を実施し、$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Puの同定と定量,不純物の同定と定量を行なった。その結果、放射性不純物としては、短寿命の$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{8}$$$$^{,}$$$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{9}$$Npの他には、微量の$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{3}$$Ruが検出されたのみで、充分使用目的に耐える純度が得られていると結論された。

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